11月★図書司書の今月のお勧め★
《一般》
『焼け野の雉』
行方知れずとなった夫・羽吉と離縁し、飼鳥屋を営む女主人のおけい。九官鳥の月丸との二人暮らしでお店も順調なある日、おけいの暮らす一帯が大火に見舞われる。何とか逃げのび、「お救い小屋」で暮らし始めたおけいだが……。江戸の暮らしを生き生きと活写し、自分なりにとって幸せとは何かを問う傑作長編小説。
《児童》
『もうじきたべられるぼく』
号泣必至。ぼくはお母さんと会えるのか――TikTokで300万回再生された泣ける話が待望の書籍化。食育にもおすすめの1冊