司書がおすすめする書籍です。



書名 コメント
わすれものとどけますいっしょうけんめいを笑うな! お姉ちゃんの忘れものを届けに、 6年生の教室に行くことになってしまった。 友達のたかのりくんが、一緒に行ってくれることになったけど、 それでも不安でいっぱいだ。 ぼくは、緊張すると言葉がつかえてしまう。 「なにかようか?」と聞いてきた6年生が、ぼくの話し方をまねした。 まわりの6年生が、笑った。 そのとき、お姉ちゃんの声がしたーー。 ・・・ 学校がもっとすきになるシリーズ 2025 全3作同時刊行! 『わたしのとなりのヒロトくん』 『わすれものとどけます』 『あしたのショウ』 勉強が好き。スポーツが好き。絵が好き。音楽が好き。 子どもたちは学校で、たくさんの好きなことを見つけます。 好きという気持ちから、個性的な未来が始まります。 でも、どの「好き」だって 最初は「学校が好き」という気持ちから始まるのだと思うのです。 東洋館出版社の「学校がもっとすきになるシリーズ」では、 子どもたちに学校という場の魅力を伝えていきます。 今回刊行する3冊には、「自分とはちょっとちがう子」が登場します。 ちがうことはおかしい? ちがうと友達になれない? ちがうから特別扱い? 学校生活のなかのやりとりから 自分になかった視点に気づき、変化が生まれる。 そんな作品をお届けします3冊ともに
春立つ風揺るぎない商いに情熱をそそぐ清之介。歪な眼差しで事件に迫る信次郎。男と男の感情がうねり合う弥勒シリーズ最新刊!
僕には鳥の言葉がわかるシジュウカラが言葉を持つことを発見した、各メディア注目の動物言語学者による初の科学エッセイ。動物好きの幼少期、山ごもり研究生活、シジュウカラ語の解明方法まで、情熱的で並外れた観察力に満ちた日常を綴る。
「ぼくのおかあさん」2ねん1くみすぎしたげんき今日は授業参観日です。まだ、学校に来ていないお母さんの特技やこわいところなどの日常のエピソードを作文で紹介中です。ユーモラスであたたかいお話。
死んだ山田と教室亡くなったクラスメイトが教室のスピーカーに憑依するという、奇抜な設定ながら、ばかばかしくて、愛おしくて、危ういあの刹那にーー震えて叫べ!  2025年本屋大賞ノミネート作
たれてるも~っ! たれてる、たれてるって! 子どもと大人のツボつくユーモア絵本。『大ピンチずかん』の鈴木のりたけ新シリーズ始動!
「植物」をやめた植物たち植物なのに光合成をやめちゃった? 菌類を「食べて」生活する、奇妙な植物たち。彼らのちょっとずるい生き方をご紹介します。
藍を継ぐ海数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に――。科学だけが気づかせてくれる大切な未来を描く、きらめく全五篇。172回直樹賞受賞作
おなじところちがうところ私とあの人は、同じところもあれば、違うところもある。色々な同じと違うを探しながら、多様性が輝かせる世界について描きます。
禁忌の子第34回鮎川哲也賞、満場一致の受賞作 投稿作であることも忘れ手に汗握った。 読者を没入させるストーリーテリングができる方だ 青崎有吾 とにかく書きっぷりが達者で、私は作品の半ばまで読んで 「これが今年の鮎川賞だな」と確信した 東川篤哉 良質なサスペンスドラマのように、主人公が歩みを進めるたびに 真相に近づいていく展開は見事のひと言 麻耶雄嵩 救急医・武田の元に搬送されてきた自身と瓜二つの溺死体。 彼はなぜ死んだのか、なぜ同じ顔をしているのか。 「俺たち」は誰なんだ。 現役医師が描く医療×本格ミステリ 救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第34回鮎川哲也賞受賞作。 第34回鮎川哲也賞選考経過、