冬の霧

書名 | 冬の霧 新潮文庫 ; ふ-46-6. へんろ宿 ; 巻2 |
副書名 | へんろ宿 2 |
著者名 | 藤原緋沙子 著 |
出版者 | 新潮社 |
請求コード | Nフジ |
図書コード | 710503087 |
内容紹介 | 市兵衛が料理屋の店先で拾ってきたのは、酒問屋天野屋の若旦那だった。彼は実家のツケで放蕩にしていたものの、実家がツケを支払わなくなり、店から追い出されたのだった(「あほぼん」)。上方からの珍客女義太夫の母娘に続いて、浪人者が投宿した。何でも江戸に住む恩人に死ぬ前に一度礼をいいたくてやってきたという(表題作)。訳ありの旅人達を癒す佐和の一弦琴の調べ。人情時代小説傑作四編。 |